パリから移動して、旅の後半はスイスへ。
チューリッヒの道場には、アーチェリー場と同じ場所に弓道場がありました。
アーチェリーのオリンピック選手が弓道にも関心があり、弓は骨格で引くとの言葉も共通していたり、アーチェリーとの繋がりも感じられました。
チューリッヒの道場にて、お迎えくださった米井さんは、スイスでどら焼きや肉まんなどをお作りになっているそうです。日本の食材を現地の方向けに製造しながら、弓道に勤しむ、素敵なライフスタイルです。
紅白対抗戦を行い
その後は、手作りケーキやパエリアをいただきながら、深く幅広い知識をお持ちの平井先生だからこその弓道談義を楽しませてもらいました。
ドイツ語、フランス語、英語、日本語混在で皆さんと同じ瞬間を過ごせて幸せでした。
美しい思い出をありがとうございます。
最後はジュネーブの道場へ。
何もなかった土地に、1982年から40年ほどかけて今の形を作られてきた歴史ある道場。
平井先生の恩師の写真が展示されていました。
ジュネーブでお会いしたレティシアさんは、アーチェリーのオリンピック選手やユースの選手も養成しながら、先生と共に弓道もやられているとのことで、ここでもアーチェリーとの繋がりが。
https://pascal-colmaire.org/
ジュネーブの道場は、雪が降っても練習するそうで、さすがです。
アペロタイムも楽しませていただきました。
新しい場所で初めて会った方々と呼吸を合わせ弓道ができたことは一生の思い出です。
素敵な時間を過ごさせていただき感謝です。
レティシアさんから帰国後素敵な絵のプレゼントをいただいたり、メッセージのやりとりもさせて頂いていて
この旅でのご縁がとても嬉しいです。
この日はLaure De Crepy先生のお誕生日だったこともあって、ジュネーブのホテルの後ろの劇場で、席が空いていた演目を予約して見に行きました。
セリフ少なめで、ダンスやミュージカル、マジックなどが織り混ざった不思議な舞台でした。
主役の女性が、鮮やかに色々な宝石や洋服を盗んでいくんですが、ある日を境に改心して返していくけれど…回転扉や洋服をかけるポールハンガー、白いシーツ、絵画の世界に入り込んだり、スカーフの模様の波に飲まれていったり、最後は、最初の場面に戻るという、ずっと繰り返されているような、螺旋状の構造でした。
誰かの夢を覗いてるみたいな、素晴らしい舞台でした。
なんと先日までフランス、ブルターニュにて演劇の舞台に立っていた 宮城嶋 遥加さんとも、演出家さんや劇場繋がりでご縁があったそうです。
Théâtre de Carouge の劇場は、一時は存続の危機でもあったそうですが、今は学生さん含めて夜まで大入りの舞台でした。
今回の旅で温かく迎えてくださった皆様、本当にありがとうございました。
平井先生の御志に、フランスやスイスの皆さまが共鳴してくださり、一期一会の沢山の喜びの瞬間に立ち会うことができました。
アテンドしてくださったLaure先生とは出会ってもうすぐ10年ほど。
ますます魅力的な背中を追っていきたいです。
いつも初めて尽くしのプロジェクトにお誘いしてしまうけど、
Je veux faire beaucoup beaucoup de nouveaux projets avec vous. Vous pouvez compter sur mon cœur.
私の心を信頼してください
と言ってくださることに感謝です。
親子で弓を引けたのも一生の思い出です。
その後、スイスジュネーブから、そしてフランスから沼津の道場や平井先生のヒライ弓具店にもお越しいただいております。
ノワジエルでお会いした Cuongさん。
国を越えた弓道のご縁に感謝です。
【Kyudo Zurich】
https://kyudo-zuerich.ch/
【Kyudo Geneve】
https://www.kyudo-geneve.ch/
【ジュネーブの劇場Théâtre de Carouge 】
https://www.facebook.com/theatredecarouge