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わくキャリセミナー2022 第4回【起業の第一歩!事業の軸を決める「ビジネスプラン」を書いてみよう】レポート

11月10日(水)「わくキャリセミナー2022 第4回 起業の第一歩!事業の軸を決める『ビジネスプラン』を書いてみよう」が開催されました。

第4回目は、中小企業診断士 仲原真澄さんを講師にお迎えしました。
最終回に向けて、起業時のビジョンや詳細を書き出す「ビジネスプラン」を少しずつ形にしていきます。

◇仲原さんのプロフィール
数少ない女性の中小企業診断士。会社を退職後に勤務した地元の商工会議所で経営指導に携わり、もっと深く起業する方のサポートをしたい!と資格を取得し、独立されます。「ご依頼いただけるお仕事はなんでもやる!」とスタート期は夢中で仕事に打ち込まれたそう。
そのような中でしっかり自分を持っておくとブレない、ということに気づき、現在コーチングの勉強をされています。

事業計画とは
「わたし自身に対して、はじめの一歩を踏み出すためのものである。」

自動車に例えると・・・
・自分自身は「エンジン」
・事業計画は「カーナビゲーション」
・ガソリンは「モチベーションやお金」

自分自身のモチベーションを上げるプランを作っていきましょう。
そのためには、自分を知ることが大切です。また、知るための手法はいくつもあります。
その中で、今日は「エニアグラム」をご紹介します。図を用いて自分のビジネスの適正を調べる手法のひとつです。

モチベーションの源泉
モチベーションの源泉は、大きく3つに分けることができるといわれています。
・ヘッドセンター
不安を原動力に。頭を回転させることで解決します。
・ハートセンター
自分の気持ち(好き嫌いなど)を原動力に。過去の自分の思い出を表現することで解決します。人とのコミュニケーションが好きな方、爆発的に成功する方に多いタイプです。
・ガッツセンター
怒りを原動力に。今に焦点を当てて仕事に対して全力で勝負を挑みます。行動を起こすことで安心する方、起業家に多いタイプです。

ビジネスプラン
ビジネスプランを、カーナビゲーションに例えると・・・
・目的地は「目標の設定」
どんな自分になりたい?どんな暮らしがしたい?
売り上げの目標、お客様獲得の目標人数は?細かく設定してみます。
・ルート検索は「市場調査」
月50万稼ぐことを目標としたら、どんな方法で?自分に合ったやり方、道は?事業の規模は?海外も視野に?
・ルート選択は「市場選定」
高速?裏道?共に歩んでくれるようなお客様(ペルソナ)を想像して、どの道を通るか決めます。
小さいビジネスでは市場価格に惑わされないで、自分が納得する値段を設定してください。

いよいよ皆さんのビジネスプランを作成していきます。

ビジネスプランの発表フォーマット
・屋号
ご自身の事業に名前(屋号)をつけます。
屋号は会社名などとは違い、登記しないため随時変更可能です。
事業によっては、ご自身の名前やサービス名が入ると分かりやすいかもしれません。
例)美容室なら「~ヘア」
・画像(人物、風景)
自分の事業のイメージに合った画像を選んでみましょう。
Pintarest、Googleの画像検索、ODAN、canvaなどのツールを使ってみましょう。
・ストーリー
ご自身の事業への想いを伝える短い文でまとめましょう。
過去⇒現在⇒未来、の流れで書くとしっくりきます。
・プラスα
決まっている方は、商品サービス名や価格、アピールポイントも記載してみてください。

次回はついに最終回。皆さんの発表を楽しみにしています!

■受講生の皆さんの感想の一部をご紹介します。
・知らない言葉が多く、勉強になりました。
・自分を知る方法の紹介など、ただ事業計画の書き方だけ学ぶのではなく、書きやすくしてもらえるヒントを教えていただけてとてもよかったです。
・ビジネスプランを車に例えての説明が分かりやすく、自己分析や具体的なプランをしっかり考えておきたいと思いました。
・いよいよ本当に起業するんだなーという気持ちに近づいてきました。
・私自身と向き合いながら、考えることができました。

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